License Gatekeeper(ライセンスゲートキーパー)

License Gatekeeper(LG)は,ライセンスマネージャのライセンスチェックアウト状況を観察して,ShareTaskのバッチジョブを実行開始するタイミングを正確に制御するオプションソフトウェアです.

ShareTaskにLGをアドオンすることにより,ライセンスが不足しているにもかかわらずにジョブを実行開始してしまう事態を回避することができます.

また,ライセンスが満たされるジョブを先に実行(追い越し実行)できるため,CPUとライセンスの利用効率が向上します.

特徴

LGは,ライセンスマネージャーが持つライセンス数とチェックアウト数の差を単純に見ているのではありません.ユーザー,ホスト毎のチェックアウトを個別に識別し,実行中のバッチジョブと照合することにより,チェックアウト遅延や一時的チェックインによる誤判定を回避して正確な判定を行います.

サポートするライセンスマネージャー

FLEX(FlexNet)

LM-X

LSTC(LS-DYNA)

RLM

 

※ LSTCについては,従来のライセンス形態(CPU数のみ)と新しい形態(ジョブ数とCPU数の組み合わせ)の両方に対応しています.

 

今後のリリース予定

予約機能

近日リリースするバージョン2.1では,アプリケーションライセンスを特定のユーザー,計算ノードに対して予約する機能を提供します.

この機能は,FLEXにおいてオプションファイルに記述するRESERVEに対応するものです.

ShareTaskバッチジョブへのライセンス予約について,FLEXオプションファイルの編集とベンダーデーモンの再起動が不要になりますので,管理者の負担を大きく軽減します.

 

DSLS対応

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